thinning

地元の山・キコリ・製材所・木工作家が繋がり、福岡の間伐材で作る森を想う「はじめてつみき」が誕生しました。

日頃からTHINNINGの活動に共感を戴いていた紅葉幼稚園さんはこう想っていました。
「自分たちも一緒に何か出来ないか?」「せっかくなら意味のあるものを残したい」。
そこで、福岡で生まれる赤ちゃんたちに贈られる『はじめて箱』に積み木を入れてプレゼントしよう!と思いつきました。
折角なら福岡の山や森林で育った木で積み木を作りたい。子供たちに本物を見せたい。
そんな経緯で紅葉幼稚園からTHINNINGに相談がありました。地元の山、キコリ、製材所、木工作家が繋がり福岡の間伐材で作る、たくさんの人の想いを乗せた「はじめてつみき」。
無垢の杉で出来たつみきに触れることで、色々な想いを感じていただければ嬉しく思います。

はじめてつみきが森を想うきっかけに

現在、福岡県では手入れの行き届いてない森林が多く、植えた杉や桧が隙間なく生えている密状態になっています。そのため一歩入ると真っ暗な森が多いことがほとんどです。
木と木の間隔を適切な状態に保つために、余分な木を切って間伐することを英語で「THINNING」といいます。間伐を正しく行うことで、地面に太陽の光が届き、小さな緑が多く育ちます。こうすることで沢山の植物の根が地面に這うことになります。
森の地盤は森が健康な状態であるかを教えてくれる目安です。健康な森は大雨での土砂崩れを起こしにくい、様々な生き物のすみかになる。など沢山のメリットがあります。

「はじめてつみき」はそんな福岡の森から切られた間伐材で作られています。これは地元の木こりが山で木を伐り、地元の製材所で材料となる形まで製材を行い、そこから地元の木工作家が製作を行う、そんな循環の中で出来たものです。
そうすることで、森を手入れするきっかけにもなり、森が少しだけ元気になることが出来るそのような取り組みとなっています。

THINNING OFFICIAL SNS

THINNING実行委員の活動やイベントの詳細などをリアルタイムに発信中。
色々な情報をキャッチして、イベントをもっと楽しもう!

thinning page top